「 左官屋自身が考えて使える材料 」を
提案したい

開発した一つの材料で左官屋さんがいろんなことに対応でき、考えさせられる材料を提案したいと思っていました。使い方が決まっている材料であれば、何回か使用しているうちに使わなくなってしまいますが、「これとこれをこうしたら、これになる」という材料であれば左官屋自身が考えさせられ、提案することが可能です。町屋の設計屋さんはよそとは違うことがしたくなる。そこが難しいところで、町屋の左官屋は、丁場の左官屋と違い1件毎対応が違います。
開発した材料でも、それをどう変えていくかということが大切なことで、私の考えは一つの材料を伝統にまで持って行きたいんです。伝統と言うのは、何世代も関わっていける材料です。そう言う伝統までいかなくても、リピーターがどんどん出てきて一つの材料についてみんなが提案していけたらすごい材料だと思います。

イタリエの特徴はデザインと輝き

イタリア磨きというのは、今まで自分の親方達が広めてきましたが、練るのが難しく技術が伴ってないとなかなか光らないという材料で、町の中で『ポイント』として使える材料として広がりませんでした。
今回は、左官屋さん誰もが使いやすい材料として扱えるよう改良を重ね、町の中で『ポイント』として使える材料として提案しています。
イタリエの特徴は『デザイン性』と『輝き』です。基本色を単に塗る普通のイタリア磨きだったら何も面白みがないですが、自分である程度の色つけができて奥深い光が出たらこれまた面白いでしょ?

左官職人によってイタリエがどう言う風に変化するか、女性だったら女性の色合いがあるだろうし。
また、今の時代『1Day施工』と言うのが、キーワード。
1日で仕上材施工が終えることができるイタリエは、店舗での施工に適しており時代に則った材料です。

日本の左官が使う材料は日本のメーカーが作らないといけない

また『日本の左官屋が使う材料は、日本のメーカーが作らないといけない』と考えており、日本化成が開発した材料であれば「日本の建築基準」に適合しており安心・安全で、かつ 材料の技術サポートを受けることが可能です。日本化成の様に、『町屋専門の営業マン』がいるメーカーってないんですよ。

  • INTERVIEW.1 望月 健史INTERVIEW.1 望月 健史
    Read MoreRead More
  • INTERVIEW.2 植田 俊彦INTERVIEW.2 植田 俊彦
    Read MoreRead More
開発パートナー募集日本化成と共同開発しませんか?共に開発したい方お待ちします!開発パートナー募集日本化成と共同開発しませんか?共に開発したい方お待ちします!
  • Share
  • Twitter
  • Pin it